母を施設には入れたくないと思っていた。自宅介護を最後まで、と思っていた。通いでお世話になりながらも、父が見られなくなったら私が引き取ってと、思っていた。
でも、実際問題として、難しい。
今、私が独り身だったらそうするだろう。娘たちはそれぞれ結婚した。でも、息子がいる。まだ、高校生で、もう少し私が必要。夫は、前からそうしていいと言ってくれていたので大丈夫なのだが、現実は何が一番いいのか、混乱している。
明らかに母は、かなり進行していて、もうそろそろ父は限界である。ご飯を自分で食べることができなくなっていて、ひどくやせてしまっている。父はそれに気がつかない。食欲がないのだと思っていたようだ。食べさせてあげてほしいことを伝えたが、毎日のことだ。本当に大変なことである。人の面倒を見ることなどとてもできる人ではなかったはずの父が、ここまで母を見てくれたことは、父にとっては極当たり前のことだったらしいが、私には驚きであり、感動すら覚える。孫たちはみな心からおじいちゃんを尊敬しているようだ。
でも、ここ数日、グループホームのひとつが面接でだめだったこともあり、施設探しに明け暮れて、なかなか大変なこともわかって、本当にどうすることが一番いいことなのか、もう一度、考えてみないといけないような気がし始めた。
物語を作ること、語ること、NPOのこと、母のこと、時間に追われながら、考えることが山のようにあり、少々混乱気味。深い呼吸をして、前に進もうと思う。
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